◆勤務歴:四恩園デイサービス(パート)/ケアマネジャー勤務(正職員)~16年目
●はじめは「子育てと両立できる仕事を探して」
幼稚園に入園したばかりの子どもたちとの時間を大切にしたい──そんな思いで仕事を探していた時、四恩園デイサービスの求人に出会いました。介護の仕事は未経験でしたが、週2~3回、半日勤務も可能で柔軟に働けるパート勤務からスタート。一緒に働く先輩方や同僚の皆さん、お客様たちにも様々なことを教えて頂き、とても勉強になった日々で、思い返すと介護技術や知識の取得のみならず、人間的にも成長できたように感じます。
●未経験から資格取得へ
新入職員研修を通じて、介護福祉士やケアマネジャーという資格があることを知り、「せっかくなら経験や学びを活かしたい」と思うように。3年後に介護福祉士、その5年後にはケアマネジャーの資格を取得しました。 勤務日数が受験資格を満たす1年前から勉強を始め、日中は子どもが学校に行っている間に勉強、夜は寝たあとにテキストを開き、隙間時間にはスマホのアプリで過去問を解く日々。 介護福祉士の実技試験前には、仕事後に同僚に介助方法を教えてもらい、職場の皆さんの支えで合格できました。 その後も「もっと利用者さんの力になりたい」とケアマネジャー試験に挑戦。制度の仕組みをノートにまとめ、過去問を繰り返し解いて知識を積み重ね、家族と職場の協力のおかげで一発合格できました。 時間がない中でも、工夫と努力で目標は達成できると実感しています。子どもたちが中学生になった頃にはフルタイム勤務へと切り替え、家事・育児・仕事の両立に奮闘する日々でした。
●思いがけず、子供にも影響が・・・
子どもたちが小さい頃、夏休みなど学校が休みの時期には、職場に連れて行くことがありました。子どもたちを連れて行くと、お客様が笑顔になってくださることが多く、私もとても嬉しく感じていました。
そんな中、娘は高齢者の方々と会話をしたり、お茶をお出ししたりする経験を通じて、「誰かの役に立ちたい」という気持ちを抱くように。現在はその思いを胸に看護師を目指し大学で学んでいます。
●ケアマネジャーとしての挑戦
子どもたちが高校生になったタイミングでケアマネジャーへの異動を希望し、正職員として勤務を開始。ちょうどコロナ禍に突入した時期で、面談や連携が難しい状況もありましたが、先輩方の手厚いフォローに支えられ、少しずつ自信を持てるようになりました。
●やりがいと今後の展望
現在はケアマネジャーとして6年目。委員会活動や地域イベントにも参加する機会が増え、仕事の幅も広がっています。お客様の課題が解決できた時には、「この仕事をしていてよかった」と心から思います。これからも、お客様や地域の皆様が元気に暮らせるよう、私自身も楽しみながら仕事を続けていきたいです。
●お仕事を考えられているみなさんへメッセージ
四恩園のケアマネジャーは、現在約10名。社会福祉士や主任ケアマネの資格を持っている経験豊富な職員が多く、ケアマネデビューする時にもマンツーマンでの指導や頻繁な面談等のサポート体制が整っており、安心して仕事を始めることができました。また、普段から風通しがよく、人間関係が良好で、わからないことを気軽に聞きやすい環境です。
また、朝のミーティングや月に1度の会議、事例検討会等では、各ケアマネジャーの取り組み等を報告し合い、切磋琢磨しています。また、北広島市内の居宅部会の研修等にも参加し、学ぶ機会が多くあります。
地域住民との交流の機会も多くあり、楽しみながら地域の一員として仕事ができることもやりがいの一つになりますよ。

実習生と一緒に大根マンボ!

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